フレーム接合

皆さんこんにちは、こんばんは。そしてお久しぶりです。フレーム班長の高畑です。

ブログを書かせていただくのは一ヵ月ぶりで2回目となります。前回はモックアップの記事を書きました。まだ見てない方はどうぞご覧になってくださいまし。

 

さて、フレーム班は数日前に、最も大事なイベントといっても過言ではない「フレーム接合」を無事に(?)終え、接合部の充填とプライをする直前の段階まで至りました。

 

その際に、私は昨年度の先輩方の姿を思い出しました。先輩方は器用でプライも上手でございました。しかし、それでも接合部には少しのしわが残っていました。

 

「僕らより器用だった先輩方でもしわができてしまっていたんだ。僕らがプライしたらしわだらけになってしまうんではないか...。でもしわのないプライをしたい...。あぁ、どうすればよいのだろう...。」

 

私は考えました。そして思い至ったのです。

 

「そうだ!『あのお方』に教えていただこう!」

 

私はすぐに連絡をとりました。「接合部プライの方法を教えていただきたいです。そちらにお伺いしてもよろしいでしょうか?」と。

 

すると、午前3時45分に深夜ながら返事を返していただきました。それだけでも驚きなのですが、返信内容を見た私はさらに驚きました。なんと、「よろしければこちらから参上しますよ。」とおっしゃってくれているではありませんか...!あの時は本当に感動しました...。

 

そんなわけで、「あのお方」が立命館大学にわざわざプライ方法の指導をしに来てくださったわけであります。

 

Twitterをよくご利用になっている方は、ここまで読んで「あのお方」の正体がお分かりになったと思います。

そうです。「あのお方」とは鳥人間界のレジェンド、ROKKOWORKSの宮内空野さんです。ここまで「あのお方」と表現してしまい申し訳ありませんでした...。

 

宮内さんはプライ方法を中心に、私たちが知らない様々な知識やノウハウを非常に丁寧に教えてくださいました。

その結果、写真のようなきれいなレイアップをすることができました。いやぁ、本当に美しい...。

 

今後、宮内さんの監督なしでこのレベルのレイアップができるかどうか不安ではありますが、頑張っていきたいと思います。

また、この技術を私たちの代だけで絶やすことなく、今後の世代にもしっかりと語り継いでいけるよう努めていきます。

 

宮内さん。この度はお忙しい中、遠方からお越しいただいてCFRP`の加工指導をしていただき、本当にありがとうございました。